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村瀬孝司は男性では珍しく、甘いもの好きとして周囲の人達に知られています。30代で独身の彼は、昼食は毎日コンビニで買ってからオフィスへと出勤するのが日課になっています。毎朝立ち寄るコンビニで昼食と共にその店オリジナルのスイーツを買い、昼食の後に食べるのを楽しみにしています。そう、村瀬孝司はコンビニスイーツが大好きなのです。

毎朝立ち寄るコンビニは決めておらず、その日の気分次第で選びます。村瀬孝司が努めている会社のオフィスの周辺には様々なコンビニが点在しており、まさに日替わりでお店を選ぶことが出来るのです。
男性がスイーツを購入している姿を好奇の目で見る店員もいれば、微笑ましい眼差しで見ている店員もいますが、彼はそんな視線は全く気にしていません。

そんな村瀬孝司がスイーツ好きになったきっかけは、このコンビニでした。幼少期からお菓子はあまり食べるタイプではなく、そして社会人になってからもその嗜好は変わることはありませんでした。スイーツに対する認識といえば、世間でよく言われるように女性が好んで食べるものだ、というものでした。
ところがある日、ある取引先のお客様と商談後の雑談をしていた時にコンビニスイーツが美味しいという話題になりました。その場ではそう思う人もいるのだなと思う程度だったのですが、ある日いつものようにコンビニに立ち寄った時に、あの日話題になっていたスイーツが偶然目に止まりました。その当時の村瀬孝司は甘いものが苦手でもなく、しかし好んで食べる訳でもありませんでした。そのままお弁当だけを購入しようと一旦はレジへ向かったものの、またあの取引先のお客様とお話する機会があれば話題が作れる、と考えた彼はお弁当と一緒にそのスイーツも購入してみることにしました。

初めてそのスイーツを口にした村瀬孝司は、大きな衝撃を受けました。後を引かないバランスのようい甘味や口溶け、重すぎない丁度良い分量など想像以上に完成度の高いスイーツに心を奪われたのだと彼は言います。
その日から毎日のようにコンビニで異なるスイーツを買う日々が始まりました。似たようなものでもお店が違うとそれぞれの特徴が出て来ます。食べ比べてみたり、いつしか毎日持ち歩いている手帳には今まで食べてきたスイーツへの自分なりのレビューも記入するようになっていました。

そしてそれが今では彼の生きがいにもなっています。期間限定のものがあれば迷うことなく優先的にそちらのスイーツを買い、楽しんでいます。
今日もどこかのコンビニで嬉しそうにスイーツを手にしている村瀬孝司がいることでしょう。

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